先月の末に念願の恐山へ行ってきました。以前も行きかけたのですが、時期的に閉山しており断念。今年は閉山間際ではありましたがやっと行って来られました。今まで私の行った日本の中で最北の地です。

入山する大多数の方が車で行くと思うのですが、、、車に乗らない上に車酔い激しい私は電車&バスで。歩くのは大好き。青森県の青い森鉄道はとってもお気に入り。キャラクターは可愛いし、乗り降りにボタンを押さないとドアが開かないところとか、、ドキドキしっぱなしで油断できない旅。1両でガタンゴトン来たのも素敵。恐山行きのバスは、、、まるでバスガイドのお婆さんがいるかのような案内音声。突然歌い出したりもう少しも聞き逃せない!!もっと大きな音で流してくれ〜という感じでした。

着く直前にバスはお清めの水のところで停車。1杯飲むと10年長生き、2杯飲むと20年長生き、3倍飲むと死ぬまで長生き、というお水、、、素晴らしい、入り口からもうできとる。。

三途の川を超えて、そこは地獄か極楽か。
とても美しい場所でした。
その日は比較的晴れていて、山の紅葉が見事でした。また宇曽利湖の水の透明度の素晴らしいこと。見事な紅葉に当たる太陽が、日なたは彩り豊かで絵画のごとく美しく、山の陰になったところは黒く見えて明暗が激しく趣深し。

風車がくるくる回り、寺山修司さんの映画の中のような風景。この地にかなり影響を受けて育ったことがわかって、寺山修司さんの世界そのもの。その地に来られたことに感激。寺山修司さんの映画は実験映画も含めて全て観ている私・・(実験映画で、スクリーンに釘を打つものも、どなたかに金槌を渡されて打ってみましたよ。。。) ←ひとりで映画館通い尽くしました。。。関西時代に。

掘っ建て小屋の温泉もあり、入ってみました。混浴だと思っていたので入らないつもりでタオルも持っていなかったのですが、女湯ふたつ、男湯ひとつあり。もういつ来られるかわからないので思い切って入ってみました。カメラを持ったおっさんもウロウロしているので、入るタイミングとかは要注意です。着替え中に誰かが入ってくると丸見えになるのでこれまた要注意です、ドキドキ。。しかし、ふたつとも入ってみました。中はよく似た感じでひとつはお湯がぬるめでした。硫黄がたっぷり。恐山自体が硫黄臭。髪を濡らさなければ意外と入れるものですね。。その後大きな畳の部屋の休憩所で休息。

青森は本当に青い森に囲まれていて、いつ行っても空が広くて手に届きそうに近くに感じます。

ああ、webのギャラリーをちゃんと作りたいのに、、、恐山日記に。
ボタンがうまく配置できずに悪戦苦闘。。
また次にできるかな。。。

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alterna 66号 (サステナブル・ビジネス・マガジン) 2021年9月30日発行 / 高橋さとみの切り絵ワールド (それぞれの道のり) 掲載中

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